中学生でもわかるかも?大学の「授業」はどうなっているのか

Side view of students writing notes in classroom

文部科学省は、
新設された大学に対して2015年度の運営状況を調べ、
結果を2016年2月19日に公表しました。
調査した452校のうち270校に対して
何らかの改善意見を付したようです。
つまり大学のレベルに達していない!
判断された講義があったみたいです。
いったい今大学は、どうなっているのでしょうか。

 

授業と講義の違いは何か

本来は違うはずです。つまり授業と講義の違いは何か。
例えば授業とは、
教育のために先生が生徒に対して知識を伝える場です。
一方で講義は、主として大学などにおいて、
特定の学問に関する解説をする場です。
後者では聞いている学生に反論する権利?あります。
すなわちディスカッションが起きても問題ありません。
高校までの受動教育と大学での能動教育とでは、
基本的に考え方が違います。
大学生にはその判断ができるという前提があります。
学生であり生徒ではないからです。
まあこの違いについても、曖昧になっている傾向は否めませんが。

 

留学生に日本語を教えている

今回の指摘にもありましたが、
留学生に日本語を教えるレベルが低すぎたようです。
そもそも留学する前に語学のレベルを上げておくべきでしょう。
講義の内容が理解できないと留学の意味がないからです。
もちろんそのために語学留学という方法があるはずです。
つまり1年程度語学を学び、それから大学などへ入学する!
そういうステップを踏めば問題ないはずです。
実際に日本でも、留学生向けの日本語学校があります。
一方で大学としては入学定員を満たしたい!
そのためには留学生でもよいから受け入れよう!
苦肉の策があるようです。

 

英語は中学レベル

一方で日本人に対する英語のレベルも低いようです。
大学でも教養科目として英語があります。
理系を学ぶのであれば、
英語の論文を読み書きする必要がありますからね。
とはいえ一部の先進的な分野を除けば、
卒業まで英語の論文を読み書きしない学生がほとんどでしょう。
そういう意味では、大学で英語を学ぶ必要があるのか?
中には中学英語の初歩であるbe動詞から
解説しなければならない場合もあるとか。
もちろん数人の学生であれば補講などで対応できるでしょう。
しかしそのレベルの学生が大半だとしたら?
いわゆる学級崩壊状態です。
英語担当の先生における苦悩が見えてきます。

 

算数を教えている

補講として扱うべきなのでしょう。
大学で算数を教えることもあるようです。
工学系であれば、高等数学を理解する必要があります。
そのためには高校の数学がわかっているという前提があります。
そのためには中学の数学?そのためには?
小学校での算数がマスターできていなければなりません。
とはいえ分数ができない大学生!笑い事ではありません。
そもそもそんな人がなぜ大学に入れたのか。
これは推薦入学の弊害ですね。
高校で一定の成績を修めれば推薦してもらえます。
しかし失礼な言い方ではありますが、
偏差値70の高校で得た評価「5」と
偏差値40の高校で得た評価「5」は同じなのか。
苦しい言い訳です。

 

医学部なのに「生物」を知らない

ちょっとレベルをあげましょう。医学部の話です。
頭の良い人たちが来ているのでしょう。
とはいえ高校で生物を習っていない学生もいるようです。
医学部を受験するのにです。
これはセンター試験の弊害があるようです。
つまり入試の点数を稼ぐには、
物理と化学という選択が多いですね。
大学に入った後のことよりも、入るためにどうするか?
本末転倒の事態が起きています。
そのため入学後に高校生物の補講をする!
そういう人たちが医者になっても大丈夫なのか。
苦情が来ないことを祈ります。

 

そもそも大学のレベルとは

大学のレベルに達していない!
とはいえ大学のレベルとは何か。
18歳人口の6割近くが大学へ行く時代です。
昭和の時代であれば入れなかった人たちも、
入れているということです。
ならば大学の「レベル」が変わるのも必然です。
大学の数を減らさない限り、
大学がいくら知恵を絞っても、
中学生でもわかる「授業」は減らないでしょう。

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